宮城です!
最近、ある種目の指導ライセンスを持っている人から相談を受けた。
特に経営という訳では無いのだが、どうやら指導現場のマネジメントに苦労してるらしい。
「競技についてかなり勉強してきたつもりなのだが、なかなか選手達に変化が起きずに困っている。」
という感じだ。
で、僕はその人にこんな質問をした。
「◯◯(その競技ね?)以外に、何か勉強されていたりしますか?」
すると、その方は…「いえ、◯◯しか勉強してません」
そう言われたので、僕は…「それが理由だと思いますよ?」と伝えた。
なぜなら、その競技の知識やノウハウというのは、ただの手段でしかないからだ。
どんなにその競技の事を知っていても。
それを伝え、そして理解してもらうという事は別だからだ。
自分の持つスキルや知識、経験を相手に理解できるよう伝えるためには。
コミュニケーションだったり、心理学だったり、教育学だったり、そのほかにも色々なジャンルの事を学ばないといけない。
もしも、若い世代を指導するのであれば、そうした若い世代の関心ごとを学ぶ事で、より関係性が深まり、こちらの話に耳を傾けやすくなるかもしれない。
どんな分野にも精通する本質的な部分は何か???
そうした事を知る為に、色々な角度で学ぶことが本当の学びかもしれないね?
それでは…。