宮城です。
今日は、少しだけあなたと一緒に、生き方について考えていけたらな?と思う。
突然だが、ちょっと考えて欲しい事がある。
「なぜ、僕らが甘いものを甘いと感じるのか?」
という事についてだ。
・・・
この事について、諸説色々とあるのだが。
少しだけ哲学的に考えると、《それは、世の中に甘くは無いものがあるからだ。》という事になるそうだ。
実は、これ、最近読んだ本の一文なのだが、僕らが「甘い」という事を認識できるのは、それと同時に「甘くない物の存在」があるからだと解いている。
要するに、何かを認識するためには、それと「比較する何かの存在」がないといけないという事。
世の中に「砂糖」しか食べ物がなければ、甘いとか辛いとかの発想すら起こらないだろう。
ちなみに、そうした視点からみて、次は「幸せ」という事について考えてみる。
この本では、「幸せになりたい!」と望むと、どうなるかについても語っているが。
この原則でいうと、現実に「幸せじゃないと感じられるようなもの」が、集まって来るそうだ。
なぜ、幸せになりたいと願っているのに、幸せとは逆の出来事が集まって来るか?
それは、そうでなければ、「幸せになりたいという感情」が、成立しないからだ。
幸せを感じるという現実になるには、まず、幸せじゃないものに囲まれなければいけない。
ということなのだろう。
だからこそ、すでに幸せな人は、そもそも「幸せになりたい」と願うことができないし、そういう事を、願うことも無い。
常に満たされるている人は、「欲しい」と願う事すらしないのだ。
さて、そうしたことを考えた上で、僕やあなたが考えることがあって、それは…。
「欲しい」と願うのではなく、「すでに有る」と考えることだそうだ。
あなたが感じてないだけで、実は、あなた自身すでに多くの物を手にしているはずだ。
外にばかり何かを求める前に、自分の持っている価値を信じる。
そういう視点も日々、力強く生きていく中で凄く重要なのではないのかなと思う。
自分が持っていないものばかりに目を向けると、自暴自棄になってしまう。
「なぜ、自分にはそれがないんだ?」
そんな事ばかりを感じてしまう。
そうだと人生って一気に暗くなるよね?
無いものねだりとはよく言ったもので、そうした心情と自分の気持ちのコントロールも経営者としては大切な事なのだ。
一見、ビジネスネタとは違う話をしているようだが、結局のところ、僕もあなたも人間だ。
そうしたメンタル的な部分での強さが無いと、色々な要因に邪魔されて行動が出来なくなる。
そういったことを避けるためにも、もっと、「自分を見るということ」も結果的にビジネスに役立つということだ。
ぜひ、覚えておいて欲しい。