From 宮城哲郎
今回は、マーケティングって具体的に何をやるの?
ということについて解説します。
文字を読むのは面倒だなと思う方、もしくは「宮城の声で直接学びたい」というニッチな変態層の方は、ぜひ、以下のリンク(または画像)をクリックしてstand.fmで聴いてください。
→ マーケティングって何をするの?
(画像をクリックしてもお聴きになれます)
さて最近、どこにいっても「マーケティング」が重要だよね? なんていう言葉を耳にするようになりました。
僕の主戦場でもあるスポーツビジネスに至っては、ほんとここ数年で「マーケティングこそ肝だ!」なんて言われるようになった気がします。マーケティングの重要性を解いても「?」でしたから。
ちなみに、その前はマーケティングなんて誰も語りません。みんなマネジメントです。スポーツマネジメントという言葉に気持ちよくなってる感じです。
もちろんマネジメントを学ぶ事について否定する気はありませんが、個人的には、スポーツビジネスをゼロから学ぶ際にマネジメントを教える人は、ゼロからビジネスをやった事がないのではと疑問に思う時がたまにあります。
なぜなら、マネジメントという言葉で検索したらわかると思うのですが、マネジメント とは組織経営においての成長を促すための概念であり経営の全体だからです。
マネジメントとは、ヒト、モノ、カネ、情報、などのような自社が今持っている「リソース(手段)」を、上手に活用してビジネスを成長させるための方法です。
そして、このマネジメントを語るためには、前提条件としてヒト、モノ、カネ、情報をこちらが持っている事が前提となってくるわけですが、そもそも身体一つで起業するという僕らのような存在にとっては、それらのようなリソースは無いのが当然です。
となると、リソースが不足している僕らにとってはとても抽象度が高い学問になるわけですね。
ですが、マーケティングは違います。マーケティングとは自社の商品を「売りやすい状態」にするための活動ですから、これに関してはゼロから叩き上げで頑張る人達には学んだ方が良い学問であるという事です。
なぜなら、商品が売れないとビジネスを継続できないからです。
さらに付け加えると、最初は何もないので、取り敢えずシノゴ言わずに「売る(正確には売れ!)」という行動が必要になりますが、その行為自体は「セールス」というカテゴリーになります。
ですが、このセールスという行為は顧客にとっては、最も忌み嫌われる行為です。僕らは自分達の財布からお金を奪おうとする人達の存在が嫌いです。
だからこそ、こちらから売り込むというよりも、相手の方から「欲しい」と思ってもらう必要があるわけで、そして、それをする活動がマーケティングなんです。
ということは、マーケティングとはいわば、セールスのハードルを下げるためにやる活動というとも言えます。。。
マーケティングを全く無視してセールスをすると売り込みになってしまいますから、それだと売上にはなりづらいですよね?
だから「マーケティングもしっかりとやってセールスの効率をあげようぜ?」という事なのです。
そんな「売る」という行為に対して関わってくる両者なわけですから、この両者は時に混同されて考えられます。
これについては、あのフィリップ・コトラーも「この2つをごちゃごちゃになって考える人いるよねー?」と語ってます。(もちろん言い方は違います。笑)
さて、そんなマーケティングなんですが、実際には「何をやるの?」といってもよく分かっていない人も多いです。
で、このあたりの詳細や例えに関していえば、音声の方で語っていますので詳しく聴いて欲しいのですが簡単にいうと…
「問題を教育する」です。
例えば、世の中の商品やサービスは、世の中にある問題や悩みを解消するために生まれます。
その世の中の問題た悩みというのは「需要」なんて言葉を使われて表現されたりもしますが、その需要を満たすために商品は生まれるのです。
ですが、問題はここからで。。。
世の中にはたくさんの問題や悩みがある。そして、同時にそれを解決する商品やサービスもある。。はずなのですが。
残念ながら、顧客側の方が「問題を認識してない状況」であれば、世にある商品やサービスは売れずに余ってしまうんですね?
特に、この先進国と呼ばれる国はモノにもコトにも溢れています。今更、新しい何かを欲しいとは思わないんです。だって困ってないんですから。
そこで、マーケティングでは、そうした「一見、困っていないような人達」が潜在的に持っている問題をあぶり出し、そして「それ、放っておいたままで良いんですか?」という風に教育をするわけです。
そういう意味では、特に無形型のサービスを売る人たちにとっては、マーケティングは必須かなと思います。
だって、潜在的な問題を気付かずにいる人達に、それを「問題」だと認識してもらえないと売れないからです。
特に僕らのようなスポーツ業界はそうです。
もはや「スポーツしませんか?」では売れないんです。
なぜ、目の前の消費者がわざわざスポーツサービスにお金を払うべきなのかという、その理由と根拠をしっかりと伝えて、相手に「問題」だと気付かせないといけませんからね。
そういう意味では、なぜ、いまになって「マーケティングやで!」という話になっているのかも納得しませんか?そうです。もう、そもそも色々な物が溢れていて「売れにくい」からです。(これはスポーツに限らず…です)
ですが、僕は逆にチャンスだと思っています。なぜなら、一見してモノが溢れている時代に見えますが、目に見えない部分での問題や課題なんてのはとても多く残っているからです。
そうしたことに対して「問題提起」を行うことで、今まで未解決だった問題や課題というものを解決するきっかけに、スポーツというツールが活躍できるかなと思っています。
そういう意味では、僕がスポーツというツールを生かして、様々な社会課題に関係する事業を作って活動するのもその為です。
そしてやってみて感じるのは、同じように活動する人達がもっと増えれば、さらに多くの課題に対しての解決策になるとも思うわけですから、もっともっとスポーツが「売れやすくさせるマーケッター」の存在は増えても良いかなと思います。(だから、コンサルも育ててます)
ちょっと長くなりましたが、ということなので下記の音声も聴いてみた上で、マーケティングというものに対してのイメージを持ってもらいながら、あなたも業界を代表するマーケッターになって欲しいなと思います。
→ マーケティングって何をするの?
(画像をクリックしてもお聴きになれます)
それでは、以上でーす。
哲郎
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