FROM 宮城哲郎

コロナ禍で全てのスポーツ活動が自粛に追い込まれました。もちろんうちのクラブも…です。

ですが幸い僕はコンサル型ビジネスの会社も経営していたので、そのあたりの対策はバッチリでした。それは何かと言うとリモートの活用です。

僕のメルマガを読んでいる方であれば、僕が様々なデジタルツールを使ってサービスを提供しているのが分かるはずですが、オンラインツールを使って、サービスを提供することが日常だった僕にとっては、今回のことは特に大きな問題にはなりませんでした。

あったとしたらやはり感染リスクに関する悩みですね。やはり安全・健康があってのスポーツですから。ここの悩みはコロナに関係なく常に持っています。

もちろん、お客さん側の視点に立つと慣れてない人達も多かったので、活動自粛中にやむなく休会をされる人達もいました。高齢の家族と一緒に住んでいる世帯であればそうするべきだと思ったので、僕らもその要求をしっかりと受け止めました。（安全・健康があってのスポーツです）

さて、そんなわけですがリモートでのサービス提供に対しては、最初の頃は中々浸透しませんでしたが、これはコンサル型ビジネスで経験してたこともあって、こういうものは「ずっとやり続けていたら相手の方も慣れてくる」ということで不安はありませんでした。

そのうちに徐々にお客さんにも浸透してきたので、結果的にうまくリオンラインとオフラインの両立をはかれるような形でサービスの提供ができるようになりました。

サービス提供者、またはお客さん、そのどちらかの都合が着かなければ「オンラインに切り替える」ということが可能になってるわけです。

もちろん、それでもダメな場合は中止になりますが、今までよりもリスクを排除できるようになったのは大きいです。だって売上がゼロというのはないわけですからね？

それだけでも大きな進化です。

で、そんなことをやっていくうちに僕は考えるようになりました。。。

『オンラインを活用すれば、今までスポーツが届かなかった人にも届けられるんじゃね？』

なんてことを思ったんです。

例えば不登校の子でも、オンラインなら参加できるかも知れない。その時にリアルでクラスのメンバーと顔合わせたら、もしかしたら、今度行ってみようかなってなるかもしれない。

視覚障害の人だってできるスポーツもオンラインでやれるし、肢体不自由であっても、オンラインならできるものもあるかも知れない。

障がいスポーツこそオンラインで推進していったほうがいいかもしれない。そんな事を考えるんです。

別にスポーツというくくりではなく「オンラインで繋がって身体を動かす」という視点でやればオンラインって最高のツールの可能性は大です。

もしかしたら運動にすらこだわらないで良いかも知れません。

名目は「健康教室」であっても、一人暮らしの高齢者とオンラインで繋がって、生存確認がてらオンライン健康教室に参加すれば、健康を維持しながらも生存確認ができるわけです。

これで接続がなかったら家族に連絡するとか、そういった対応もできるはずです。孤独死の問題が社会問題になっている今の時代の新しい形になると思いませんか？

・・・・・という事を色々と考えながら2020年を過ごしてたわけですが、満を持してオンライン上を１つのプラットフォームと捉えて総合型スポーツクラブやろうかなと思ってます。

総合型地域スポーツクラブだと、その地域に活動が限定されるのでそうしません。

具体的な構想もだいぶ固まっていますが、さすがに形にするまでは皆さんにお見せするわけにはいかないとも思ってます。

実際に難しいことも多いかも知れません。でも、今までと違う事をやったのなら今までとは違う結果を得られる可能性もあるからです。

起業して10年。これまでは…
地域に根ざしたスポーツクラブ作りをやってました。

これからは、
地域の垣根を超えたスポーツクラブ作り。

それも有りかなーと思ってます。

幸いにも僕はビジネススクールを運営してます。そのメンバーの多くは、その業界のプロフェッショナルばかりです。そういう人達のリソースをオンライン上でなら繋ぐことができますからね？

ということで、オンライン総合型スポーツクラブの設立です。名前も何も決まってないので、これから考えようかと思います。ただ設立宣言はしましたので設立です。

こんな感じの船出ですが、これから仲間募ってワイワイやろうと思ってます。その上で、関わった人みんなにメリットがあるような仕掛けで作りたいなと思います。

ただの社会貢献ではなく、ちゃんとマネタイズまでする。最初に作ったサンビスカス沖縄がそうであるように新しく作るクラブもそうなるようにしたいですね？

そんなわけなので、今後の続報も楽しみにされてください！

それでは、以上でーす。

哲郎

 

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