From 宮城哲郎

本日はまず、以下の動画をシェアしたいと思います。

これは、先日僕の主催するビジネススクールでの質問について回答する形で、お届けした物なのですが、テーマは「緊急事態宣言の中でも広告を出すべきか？」という質問についてです。

例えば、あなたがスポーツ教室を経営されている方だとします。その場合、新規の入会者を集める際などに「無料体験会」などを開催することが鉄板だったりするのですが、その無料体験会の参加者を集めるために広告を出したとしても、結局のところ、スポーツ活動が自粛に追い込まれた時には、活動ができなくなるので無駄では無いかという懸念があるというわけです。

「せっかく広告費を出して集めたのにも関わらず、無駄に終わってしまう。」

そんな悩みです。

ですが、シェアした動画でもお伝えしていますが、そうした事態であっても僕的には広告を出すというのは続けた方が良いと思っています。そして、ビジネススクールのメンバーにもそう伝えてます。

理由はシンプルです。

皆、この状態に宣伝することをしないからです。逆を言えば、その時に宣伝すればいつもの何倍も情報を届けることだって可能です。だから出すのです。

例え、体験会が中止になったとしても、中止ではなく「延期」という方法でお伝えすることは出来るはずです。そして、その延期までの間、何かしらのフォローアップだって可能ですから、何も体験会日を待たずに、色々とコンテンツを送ったりするなどして関係構築を築く期間だと思って割り切れば良いのです。

そうすればまた通常通りに活動を再開した時には、これまで以上の信頼関係の中でのやり取りができますので入会率も格段に上がるでしょう。このようにピンチをチャンスに変えるのです。

何よりも、どんな事態であっても自社の宣伝をする事をやめてはいけません。広告を出さないということは集客を辞める行為と同じ意味ですから。それだけはやってはいけません。

スポーツ界にとって、今年は本当に様々な困難がある一年でした。ですが、そんな中でも恐れず虎視眈々とやるべき事をやってる会社が、結局、生き残る訳です。

会社を経営するのに裏技なんてありません。例え、あったとしてもそれは短期的な効果のものです。そういう意味では、この時期だからこそ社長の地力が試される時かも知れませんね？

とは言っても、一人で何でも抱えるのも大変な時もあるでしょう。その時は、ぜひ僕を頼ってくれたらなと思います。

という事で、今日も頑張りましょう。

哲郎

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