From 宮城哲郎

「知識」と「知恵」という言葉があります。

知識とは何かを学び知る事です。知恵とは、その学びの中で知り得た物をどう活用するかです。

ま、この辺りの解釈は色々とあるのでしょうが、僕はそう解釈しながら普段の子育てにも活かしています。

例えば、子供達が学校で何かを学んだとします。いわゆる「知識」を得たという事ですね。ハサミを使えば紙を上手に切ることが出来る事を子供達は知っています。

僕は、その際に伝えるのです…「ハサミは紙を切る事以外にも使えないの?」と。

すると子供達は考えます。そして、他にも違うものが切れる事を教えてくれます。

最初は、これまで自分が体験してきたことから教えてくれます。紙、ビニール、セロハンテープ、段ボール、紐、という感じです。

そのうち、自分自身では実際に切った事はないのだけど、「これも切れそうだな?」という物を出してきます。ここからは「想像力」です。

そうした話をしていくと、「これは、切ったら駄目だよね?」そんな物も出てきます。このように普段、何気なく学校で使っている道具から話はどんどん飛躍します。

話が盛り上がってくると、今度は「切る」という一般的なハサミの用途から外れた使い方を考えるようになります。こうなるとアイデアはどんどん溢れます。

切るのではなく、穴を空けるための刺す道具として使ってみたり、ハサミを持つ部分をメガネに擬えて見たり…とまあ、色々です。こんな遊びをよくやるわけです。

さて僕が子供達に伝えたいのは、たった一つです。それは自分が知り得た知識を「どう活用するのかを想像して欲しい」という事です。

その知識を得たまんまで使用するのか?

それとも更に練って違う使い方を試してみるのか?

という事ですね。

今の時代、道具もテクノロジーもどんどん増えて、そして便利になっています。でも、それらの道具やテクノロジーのポテンシャルを最大限にまで活用しようとしている人はどれだけいるのだろうかという僕は思います。

最大限に活用しようとしないままに他の良さげな道具ばかりに目移りしてしまう事って、凄くもったいないとは思いませんか?

何より、普段生きていく中で「何でも揃っている状態」というのは中々ありません。何かしら不足していることの方が常なのです。

であれば、そうした常に不足している状況下の中でも、結果を出す人とそうでない人との違いというのは、今、自分が持っているリソースを最大限に活用しようとしている人のはず。

これってビジネスでも同じです。そして、このことを「マネジメント」と僕は言うのではないのかと思うのです。

色々なリソースが揃わないと結果を出せないと語るのは二流です。

例えリソースが足りなくても、いま持っているリソースを最大限に活用して結果を出してこそ真の経営者かなと思うわけです。

そんな事を思いながら、子供達には自分の今置かれた状況下でベストを尽くすような日々を送って欲しいと思います。

そうした日々を送れるからこそ、荒波のような現代社会において逞しく生きていくのではないのかなと思いますからね。

親がいなくても、胸を張って堂々と逞しく生きていってほしい。。そんな想いだけですね。

 

それでは以上です。

哲郎

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