宮城です!
僕が主宰するビジネススクールにスポーツプレナークラブというものがある。
実は、そのメンバーの中に起業したてということが原因で、成果が出せずにいる人がいた。
彼はそもそも全く実績も何もないので、どんなにマーケティングの知識をインプットしても商品自体がない状態だ。
要するに、マーケティングのしようがなかったというわけだ。
でも、それでも当の本人は、、、
「地域に根ざしたスポーツクラブを作りたい!!」
そう熱く語っていて、気合いも相当なものだった。(いいね若いって)
そこで、僕がアドバイスしたのは「マーケティングなんか辞めろ!」
※正確には、辞めましょう。
この一言だけ。笑
「えーーー?マーケティングが大事じゃないの??」
そう思ったかも知れないが、本当のことだ。
彼に言ったのは、
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本気で地域に根ざした活動がしたいなら。
その想いを「地域」に語りにいけ!
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もう、それだけだったんだよね。
名刺を持って、市役所に出向いて・・・
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「僕の名前は◯◯です。
スポーツで△△をしたいと考えてます。
お金はいらないので、
何か事業させてください!」
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そう言って来なさい。とアドバイスをしたのだ。
結果、彼はどうなったのか??
市町村からの委託をもらって、市の主催のスポーツ事業を専任で行う事になったそうだ。
そして、その予算をベースに生活が安定してきたので、現在はマーケティングの仕組み作りに励んでいる。
彼がやったことは一つ。
「僕に何かできることはないですか?」
そう頼んでみただけ。
この事例で何が言いたいのか?それは。。。
「カッコつけてないで足を使え!」ということ。
マーケティングの知識を得ると当然、お客さんを集めるスキルが身に付く訳なので。
するとね?
本当に不思議なんだけど。
今まで考えもしなかった、変なプライドが芽生えてきたりする。
「自分は、地域でも有数の人物だ!」ってね。
だって、お客さんが向こうの方から来るのだから、そう思ってもおかしくはないでしょ?
でも、本当はそれって「小手先のスキル」なのを知らないといけない。。むしろ、そうした手法って近年通用しなくなっている。
マーケティングという存在の概念は変わらないけど、それを対象にするものが変わったというか。。。(ごめん。抽象度が高くて)
そんなんわけなので本当に大切なのは、自分の中にあるミッションを遂行することだ。
もしも、彼のように、「地域の為に・・・」とあなたが語るのであれば。
実際に地域に自分から出向いて、自分の話を聞いてもらう活動をするのが仕事になるはずだろう。
でも、多くの人は、残念ながらそれができない。。。。
会社は大きくなっても、肝心の成果が手に入らない。
だって、大事なことが欠如しているからだ。
何のためにマーケティングをするのか?
きっと、動機は様々だ。
「人に会うのが面倒だから。合わなくても稼げるようにしたい」
「自分の想いを否定されるのが嫌だから。
自分の事を尊敬するお客さんだけを集めたいから。」
そうした理由もマーケティングを学ぶ動機としては悪くはないが。
でも、これだと何か物足りない。
お金を稼ぐのは当然。
でも、何のために稼ぐのか?
それがわかっていれば。
必ずしも、マーケティングだけが最良の手段ではないはずだと気づくと思うよ?
あなたの本来やるべき事。
(やりたい事)
これを堂々とやる為の手段の一つがマーケティングなのだ。
ぜひ、覚えておいて欲しいと思う。